西田雄一郎は直千の鬼。
そう聞いて回顧するのは、もう7年も前のことになるのか。
ケイティラヴの勝利から7年、また冒頭のセリフを、7年の歳月の熟成期間を経て、耳にすることになった。
アクティブミノルとフィドゥーシア2強ムードのなか、終わってみればラインミーティアのクビ差勝利となった。
7年越しの勝利とあったものの、直千の54秒を22秒前後-33秒前後という理想的なタイムでレースを運ぶ手腕とは別に、同タイムでクビ差、2着馬を抑える「何か」が、西田雄一郎と直千に抱くイメージ、また、よりそれを強くさせるのかもしれない。