稍重道悪

道悪に伴う疑問をいくつか挙げてみる。

理由は、道悪に伴って、穴馬が出てくる傾向は否めないため、道悪に強いってどういうことかハッキリさせておきたいからだ。

 

道悪とはなにか?

雨天などにより、馬場がぬかるみ、水分を多く含んだ状態。軽いパンパンの馬場とは逆の状態で、走ることに対して負担を増やす。

 

道悪によって好走する穴馬は、どうしてそうなるのか?

人気馬が道悪によって凡走し(本来のタイムを出せない)、道悪に影響を受けにくい(本来のタイムからあまり超過しない)馬が相対的に強い。

全体的なタイムとしては遅くなっているなかで、そういった馬が勝つ。

なので、あまり「道悪が得意」というよりは、「道悪に影響を受けにくい」 というのが適切かもしれない。

強い馬=外的要因に左右されずらい というのも大切なことだと思うので、道悪に影響を受けないというのは、大切な要素だ。

 

雨天によって好走する馬は、なにが違うのか?

道悪と同時に、天候が雨天になっている場合も多くある。

雨天は、生き物のスタミナを奪い、疲弊しやすくなる。

例えば、皮膚の厚い馬(一般的に薄い馬が良いとされる)は、雨天の影響が体に出る前に、競馬に臨むことができるから、好走しやすい。などがあるだろうか?

ただし雨天によって好走するということ自体が検証が難しい。(雨天と道悪が基本的に伴った条件になるから)

 

 

四季による違い

一般的に、夏は高齢馬が好走すると言われている。

相対的に、冬季は若馬が好走するか...?

春の発情なども関係があるか...?

月曜日の中山競馬

月曜日の中山競馬は、イイものを見たなあと。

3歳牝馬クラシック戦線登竜門である、フラワーカップ

ファンディーナとの一種の、出会いであるなと思った。

持ったままゴールへ駆ける姿に惚れそうになった。

(厳密には、微妙に直線で一回?左の肩ムチが入ってるみたいだったけど。)

マックスビューティーのチューリップ賞を彷彿とさせるような、ゴール。

ソウルスターリングと比較対象になってきそうだけど、個人的にはファンディーナが好き。

個人的な感覚抜きで話すと、ソウルスターリングのほうが、図太さ(走り面、精神面ともに)が感じられて強い。

ファンディーナは、少し優等生タイプで、走ることが好きなのはお父さん譲りだよねやっぱり。

ソウルスターリングは、レース終始、少しやんちゃな感じで。

少し楽しみなのは、ファンディーナとソウルスターリングが競り合うような場面がくるときに、ソウルスターリングがファンディーナに競りかけて、ファンディーナはおすまししてるような光景が目に浮かぶ。もっとも逆に、ソウルスターリングが他馬を意識しないような競馬をするような展開もありそうだけど。賢い馬は放牧中も他馬の喧嘩は買わないというのも、レース中でも同様のことが言えるだろう。

血統面は、ファンディーナはディープインパクト産駒牝馬にしては馬格が大きく、500kgを超える。

彼女をパドックで見てもこれ他の牝馬に比べて一皮大きいですよってな話で、血統からくるモノと後天的な要素が組み合わさって、「大きく見せる」馬って印象が強い。

ソウルスターリングは怪物フランケル産駒らしい感じ。

気性面もプラスに働いていそうだから、特に心配いらなそうかな。。

名前の由来は、ファンディーナは、タイ語で「良い夢を」、というような意味。

ソウルスターリングは魂(Soul)を揺さぶるような(Stirring) という意味だ。

名は体を表すということを如実に表しているように思えてならない。