意味のあることとないことについて。

 

昨年はコロナ禍で、緊急事態宣言などが発令され、各種行動に制限がかかったように思います。

 

そして、タイトルに残したような意味のあることとないことについて残そうと思います。

 

こういった緊急事態において、人の普段の考えが露呈するものかもしれません。

そもそも、生きるという行為において、緊急でないことなどなく、

本来の自分で勝負するしかありません。

ただ、現代人には様々な便利なものが付きまとい、食料をいつでも手に入れられるため、本来の自分で勝負する以外の余興を持っているのです。

 

まず、意味のないことについてお話ししたいです。

それは気をつけるべきことではなく、大変な状況であることをアウトプットすることです。

気をつけるべきことは未来のこと。事前のことであるため、話し合う意味があると考えます。

大変な状況であることをアウトプットすることは意味のないことであり、本人の気は紛れてもさらに混迷を巻き起こすだけです。

 

そして、現代のコミュニケーションツールは、大抵未来について話すような仕組みがあると思いますか。

私はそう考えていません。

なぜなら、全ては、アルバムや写真などと共に過去の経験を表現する場であり、

それに対するFBを求める仕組みになっているからです。

 

冒頭にお話ししたように、本来の自分で勝負する以外の余興を持っているためです。

 

これが、現代のコミュニケーションツールの最たる欠陥であると私は指摘したい。

 

未来に対するビジョンこそ本物の映像であるにも関わらず

それをしないために、過去の美化された映像に、承認を求めるという悪循環が発生しているのです。

 

皆さんはどう思われますか。